【ミステリーかと思いきや、サスペンス…!】映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』レビュー
また、1週間が始まります。最近、本・映画レビューと仕事系を交互に更新するのが日課!今週も頑張りましょう。
記憶探偵と鍵のかかった少女
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○あらすじ
他人の記憶に潜入する特殊能力を持つ『記憶探偵』のジョンは、妻の自殺がトラウマとなり仕事を休業していた。人の記憶の中にいる間、妻の自殺を関連づけるものを見てしまうと自分の記憶を入り込ませてしまうため、これまで通り普通に仕事ができないと判断したのだ。しかし、金銭的に困窮し、仕事に復帰する。その仕事は、ある少女・アナが絶食している原因を突き止めることだった。
ジョンはアナの記憶の中で、実父の事故死・母によってつけられた掌の傷・教師による性的虐待・ルームメイトの殺人未遂事件などを目撃する。アナに「私を助けて」と言われ、捜査を進めるが、事件関係者からはアナの記憶と違う証言ばかりが出てくる。そして、ジョン自身が黒ずくめの男から尾行されるようになり…。
アナの記憶に隠された秘密とは?ジョンは自らのトラウマを克服し、真相にたどり着けるのか?
○感想
ブログタイトルにもつけましたが、ミステリーだと思ったら結構サスペンス!そして、人の記憶に入り込めちゃうというファンタジーつき。現実的なミステリーが好きな方だと、あまり好まない設定かもしれません。
ただ、私としては予想より面白かったかも!記憶に入り込めちゃうっていうのはちょっと現実離れしてるけど、記憶が自分の都合の良いようにかわったり、自分でぬりかえたりできる…っていうのはむしろ現実に近い。記憶も100%あてにならないんだなっていうのがこの映画の面白いところかも。
ちなみに、私は全く気づきませんでしたが旦那さんは途中からオチが分かったそうな。でも、確かに終わってみると「あぁ、そうだね。こういうオチしかないかも」って感じなので、勘の良い方ならわかっちゃうかもです。最後は、「か、かわいそう…」ってなることだけお伝えしておきます。これでネタバレしないかな?