【何が真実か?時系列とウソで混乱する】映画『メメント』レビュー

物語が時系列に沿わずに進んでいく映画って混乱しますよね。今回は、時系列もバラバラな上にあらゆる人の嘘が入り混じって混乱必須の映画『メメント』を紹介します。

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〇あらすじ

妻(ジョージャ・フォックス)をレイプ後に殺されたショックがキッカケで、前向性健忘という10分間の記憶しか持てなくなったレナード(ガイ・ピアース)。出会った人はポラロイド写真に撮ってメモをし、妻殺しの犯人に関する情報は体に入れ墨を入れて生活してきた。

犯人だと思われる男テディ(ジョー・パントリアーノ)殺害に成功するが、その男のことを知っている気がするレナードは自分の記憶をたどり、これまでに何が起こったのかを考える…。

 

〇感想 ※ネタバレ注意

映画は、レナードがテディを殺したところからスタートします。でも、時系列的に言えばこれがラストシーン。では、ここまでに何があったかと言うと…と時系列が巻き戻る話です。

レナードは、妻の死のショックから10分間の記憶しか持てなくなってしまっていますが、実は妻の死から与えられた副作用はこれだけではありません。そのため、物語は混乱します。さらに、レナードが10分間しか記憶を持てないことを知った周囲の人たちがレナードに嘘をつき良いように操るので、更に混乱していきます。

なので、謎解きゲームだと思って見る映画だと思います。レナードがテディを殺すのは事実であり、映画冒頭で速攻語られますので、なぜそうなったのか経緯を考えながら映画を楽しんでください。

もしかしたら、1度で理解できないかも?

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