【ものっすごいグロテスクなサスペンス…いや、ホラー?】映画『カル』レビュー
かなりグロテスクでレビュー放置していた映画『カル』。さすが韓国映画…ってうなるくらいのとんでも映像がたくさんなので、グロいの苦手な人は、そもそもレビューすら見ない方が良いかも!だけど、物語はなかなか面白いんですよ…
カル ※ネタバレ注意
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○あらすじ
ソウルでバラバラ殺人事件が起こる。死体は、バラバラな上に足だけが別人の足だった。足部分・足以外の部分のどちらも身元がわからないまま、次々とバラバラ死体が発見される。そのどれもが一部分は他人の死体のため、すべて一部分だけはどこを捜索しても出てこなかった。やがて、ある被害者の歯の治療の痕跡から身元引受人となっていた元恋人・スヨンの存在が明らかになり、主人公の刑事・チョは相棒とともにスヨンから話を聞きに行く。スヨンはすべての被害者と知り合いだったため、スヨンのそばにいて彼女を支えていた女医のオやスヨンのストーカーなどが容疑者としてあがってくる。しかし、捜査の途中でチョの相棒が謎の死を遂げて…。
○感想
まず、第一に…グロいです。「そろそろ死体出てくるかも…?」っていう雰囲気じゃない場面でイキナリバラバラ死体が画面にうつったりするんです。気が抜けません…。
グロいのが苦手な私ですが、物語自体は本当に面白いんです。連続殺人事件の犯人がわからなくて謎解き部分はかなり面白いミステリー。でも、謎が解けるとホラーというか…。ちなみに、謎も完全に解決するわけではなく、「え、もしかしてそういうことだったの?」ってわかる程度です。「犯人、たぶんこの人よね?」「見つかってなかった遺体は、こういうことよね?」「この遺体、今後こうするつもりなのよね?」っていう…。
人は見た目によらないというか、誰も信じてはいけないというのがこの映画の感想かな。あぁ、連続殺人はまだ終わらないのかも…という怖さを残してエンドロールを迎えます。普通のサスペンスが物足りなくなっちゃった方には、韓国サスペンス、めちゃオススメです。