【夫婦で観るべきじゃない】映画『ゴーン・ガール』レビュー
夫婦で観るべきじゃない映画を夫婦で観ました。
ゴーン・ガール ※ネタバレあり
新品価格 |
○あらすじ
結婚5周年の日、ニックは双子の妹マーゴと共に経営しているザ・バーにいた。隣人から連絡をもらって家に帰宅すると、部屋は荒らされ妻のエイミーが姿を消していた。何か事件が起こったに違いないと感じたニックは、警察に連絡。警察が捜査を進めると、部屋には血痕が残されているなど不審な点があることに気付く。当初エイミーを心配していたニックだったが、エイミーが残した結婚記念日の定番「宝探し」の手紙を追っていくうちにエイミー自ら姿を消したのではないかと疑い始める。誰もがうらやむような幸せな結婚生活を送っていたと思われていたニックとエイミーには、互いに秘密があった…。
○感想
結婚生活のすれ違いがキッカケで起こる、夫婦破たんの物語。夫婦で観ちゃいけない映画でした。エイミーが怖すぎるんですが、最後は雨降って地固まるような結末。なんだか、こないだハヤったドラマ「僕のヤバイ妻」を思い出させる構成です。
勘と頭の良い奥さんとバカな旦那さんっていう設定の物語って、なんでこんなにも多いんだろうねと旦那さんと話してました。ゴーン・ガールは、奥さんが怖い話。エスターは娘が怖い話なので、奥さんと子どもとどっちが怖い方が良いかとくだらないことを聞いてみたら「ゴーン・ガールのエイミーも怖いけど結局殺さないで旦那さんとうまくやっていきたいって思ってるから、こっち。エスターは、予想できるわけないし、自分を受け入れてくれないなんてって殺されるから無理」とのことでした。女は怖い。
この映画の面白いところは、前半部分で事件の全貌がわかること。後半部分は、「どうして、こうなってしまったのか?」が描かれています。とはいえ、最後クライマックスに向けて急展開。夫婦で観てると、旦那さんはもれなく奥さんを怖く感じると思います。