【死ぬ度に強くなる】映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』レビュー

昨日、ミッション:8ミニッツでちらっと話に出したので今日はこの映画を。

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オール・ユー・ニード・イズ・キル

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〇あらすじ

舞台は、「ギタイ」と呼ばれる異性生命体の攻撃を受けている地球。主人公ケイジ(トム・クルーズ)は、そんな「ギタイ」と戦う軍の広報担当をしていたが、ある日ギタイと戦う最前線へと送られてしまう。しかも、軍が想定していたような状況ではなく、ギタイは軍の行動を予知したように待ち伏せしていたのだった。戦う術など持ち合わせていないケイジは、青い光を放つ巨大なギタイ(アルファ)の血を浴びながらあっけなく死んでしまう。しかし、目覚めると訓練基地に送られてきた当日に戻っているのだった。そんな話を周囲が信用してくれるはずもなく、再び基地に送られてから戦地で死ぬまでの時間を繰り返すケイジ。やがて、その時間を何度も繰り返しながら敵の動きなどを記憶し、戦地で近くにいたリタ(エミリー・ブランド)を助けることに成功する。すると、リタはケイジに「目覚めたら、私を探しに来て」と告げるのだった。

 

〇感想

原作は、日本のSF小説(作:桜坂洋)。設定を全く知らずに見たので、最初の方の私もケイジと同じく「??何が起こってるの?」状態。そして、理由はわからないけれど何度も戦いを繰り返すうちに強くなっていくトム・クルーズがカッコ良い!って感情に変化します。なんだか腑抜けなトム・クルーズが、普段の(というかミッションインポッシブルの笑)トム・クルーズへと進化していく感じです。

で、しかし一体どういうことなんだ?というところでリタが登場。ここからは、リタの冷静な戦士ぶりも加わってワクワク。

もちろん、映画なのでラストシーンに近づくにつれて「このままうまくいくはずないのかも…」という場面が訪れます。そこからの人間ドラマが素敵…そして最後は見事にさわやかなハッピーエンドです。ケイジとリタの恋物語が無駄に濃くなく描かれているのも良かった理由かも。アクションだけど人の死に方が残酷じゃないので(ゲームっぽい感じ)家族そろって楽しめる映画なんじゃないでしょうか。

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