【娘の復讐を誓った母は強い】映画『悪魔は誰だ』レビュー

3連休明けの一週間はあっという間ですね。また週末が近づいてきているのが嬉しいです。最近は、毎週末映画タイムしてるので、ネタがたくさん!

悪魔は誰だ ※ネタバレあり

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〇あらすじ

15年前に起きた少女・ソジンの誘拐&殺害事件の時効が迫るある日、担当刑事のチョンホはソジンの母・ハギョンを訪ねる。ハギョンから「事件の手掛かりを見つけたから、捜査してほしい」と頼まれるが、 チョンホはこれまでの経験から耳を傾けずにいた。時効まで5日となった日、チョンホは事件現場に花が供えられていることに気付く。事件現場はハギョンと一部の警察関係者、そして犯人しか知りえない場所だった。事件が再び動き出したと確信するも、犯人を捕まえることができずに時効をむかえ、刑事をやめようとしていたチョンホの元に15年前と同じ手口でボムという少女の誘拐事件が起きたと知らされて…。

 

〇感想

ネタバレになってしまうので、あまり言えませんが…娘の復讐を誓った母は強い。そして、賢い。最後まで観ると、この感想の意味がすっかり分かります。ハギョンは大切な娘を奪われた遺族ですが、その遺族の思いを一身に背負って操作にあたるも時効をむかえてしまうチョンホの無念さなどもひしひしと伝わってきます。韓国映画ですが、グロさはありません。『悪魔を見た』からグロさをひいてミステリー要素を足したものだと思ってもらえれば…(というと内容がバレてしまいますが)

関連:【韓国映画の定番・復讐劇】映画『悪魔を見た』レビュー

ちなみにチョンホ刑事役のキム・サンギョンが脚本に惚れ込んで『殺人の追憶』以来10年間ずっと断り続けていた刑事役に挑んだ作品なんだそう。『殺人の追憶』もかなりインパクト強い映画なので、次回ご紹介します。

関連:【元になる事件が実際にあるからこそやりきれない】映画『殺人の追憶』レビュー

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