東京・安産祈願で有名な神社の一つ『大宮八幡宮』で戌の日のお参りをしてきました
2月、体調が落ち着いたこともあって遊びに仕事にちょっぴり頑張っていたらブログがなかなか更新できずに色々たまっていました。もう1ヶ月前になりますが、戌の日に大宮八幡宮に行ってきたのでそのレポ―ト。
戌の日とは
戌の日とは、12日に1度めぐってくる日のこと。戌の日のお祝いとは、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯(ふくたい/はらおび)を巻いて、安産祈願のお参りをすることです。子だくさんでお産が軽いといわれる犬にあやかっているので、干支と同じで12日に1度が戌の日になるとのこと。
2017年3月~2018年3月の戌の日
2017年3月以降の戌の日は、下記の通りです。
2017年3月 12日(日)仏滅、24日(金)仏滅
2017年4月 5日(水)大安、17日(月)大安、29日(土)先勝
2017年5月 11日(木)先勝、23日(火)先勝
2017年6月 4日(日)友引、16日(金)友引、28日(水)先負
2017年7月 10日(月)先負、22日(土)先負
2017年8月 3日(木)大安、15日(火)大安、27日(日)赤口
2017年9月 8日(金)赤口、20日(水)友引
2017年10月 2日(月)友引、14日(土)友引、26日(木)先負
2017年11月 7日(火)先負、19日(日)大安
2017年12月 1日(金)大安、13日(水)大安、25日(月)赤口
2018年1月 6日(土)赤口、18日(木)先勝、30日(火)先勝
2018年2月 11日(日)先勝、23日(金)友引
2018年3月 7日(水)友引、19日(月)仏滅、31日(土)仏滅
戌の日の服装
正装すればまず間違いないですが、実際正装で安産祈願をする人はあんまりいなさそう。特に妊婦さんは、そのためにわざわざフォーマルスーツ買うのもなんだし…。ただ、場所によってはきちんとドレスコードについて記載しているようなので、自分の行く神社のサイトをチェックしたり、電話して聞いてみると良いと思います。あくまで神社に参拝しに行くので、あまりにもラフな格好な感じじゃなければ大丈夫。とはいえ、Tシャツにジーパン・サンダルな人も多いみたいです。
女性ならワンピース、男性ならシャツ+ジャケパンが無難なイメージでした。
戌の日に行けない場合
そもそも、戌の日の安産祈願は「妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日』とされていますが、体調が安定しない妊婦さんもいるでしょうし、5ヶ月以降ならいつでも大丈夫みたいです。私の場合、5ヶ月に入った2度目の戌の日が土曜日だったので、その日に行きました。
もちろん、前後の戌の日を見ても行ける日がなければ戌の日ではない日に祈願に行っても問題ありません。ただ、この場合、行くところが『戌の日』じゃなくても祈願受付をしているか確認した方が良いです。戌の日以外だと事前予約必須などの神社もあります。
戌の日の持ち物
腹帯をつける日…ということで、自分の持っている腹帯をお祓いしてもらいたい場合は持参。あとは、祈祷してもらうにあたり初穂料(はつほりょう)を包みます。
腹帯は、初穂料に含まれていてその場で渡される神社も多いのでどこに行くか確認してから準備しましょう。自分のを持ち込んで、現地でももらう…というのもできます。初穂料も神社ごとに違いますが、大体5,000~10,000円程度のところが多いです。
東京で有名な安産祈願の神社
有名なところに行かなきゃいけないわけじゃないけど、どこに行ったら良いか悩んでいる方は参考にどうぞ。東京の安産・子授けなどで有名な神社で、且つ私自身が行ったことのある知っている神社だけ取り上げてます。
東京水天宮
東京で一番有名な安産祈願の神社な気がします。以前、戌の日と知らずに参拝に行ったことがありますが(土曜日のお昼)普通の参拝もものすごい並んでて人があふれかえっててビックリしました。載せた写真がまさにそのときの様子。(なので、自分の戌の日は避けようと決めました)
住所 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1
TEL 03-3666-7195
最寄駅 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
受付時間 8:00~15:30(戌の日は16:00まで)祈祷開始は9:00~
予約 なし
昇殿参拝 戌の日は、妊婦一人もしくは代理の方一人のみ 戌の日以外は、混雑したら妊婦と付き添う大人1名・お子様
初穂料 5,000円~10,000円程度(祈祷だけか、お祓い済みの御子守帯(みすずおび)をもらうか、小布御守(こぎれおまもり)をもらうかで値段変動)
明治神宮
安産祈願関係なしに、東京で一番有名な神社かと思います。付き合ったばかりの頃、なぜか明治神宮にお参りに行った写真が出てきました。夏に、何しに行ったんだろうか…。明治神宮も実は安産祈願で有名な神社。同時期に妊婦になった友達は明治神宮に行ったそうですが、戌の日に関係なく混んでいたとのことでした。
住所 東京都渋谷区代々木神園町1-1
TEL 03-3379-5511
最寄駅 JR山手線 原宿駅、東京メトロ千代田線・ 副都心線 明治神宮前<原宿>駅
受付時間 9:00~16:20
予約 なし
初穂料 5,000円、10,000円、30,000円(1万円からお札が大きくなり、名前が入る)
沼袋氷川神社
たまたまですが、結婚式の和装前撮りをこの神社でしました。もちろん当時は安産祈願で有名な神社なんて知らなかったわけですが。幸せを呼ぶという三本松があるそうで、撮影前に知ってたらなぁといまさら思う私なのでした。この神社も駐車場があります。
住所 東京都中野区沼袋1-31-4
TEL 03-3386-5566
最寄駅 西武新宿線 沼袋駅から徒歩2分
受付時間 10:00~17:00
予約 なし(3月以降の戌の日以外の平日希望の方は要予約)
初穂料 6,000円、10,000円、20,000円以上
子安神社
名前の通り、安産・育児の守り神として有名な神社。八王子市・日野市・町田市・多摩市あたりの地元民なら知ってる気がします。西東京周辺の人たちがよく選ぶ神社です。駅からのアクセスも良く、家族全員で昇殿できることも人気みたい。
住所 東京都八王子市明神町4-10-3
TEL 042-642-2551
最寄駅 JR八王子駅北口より徒歩5分、京王八王子駅西口より徒歩1分
受付時間 9:00~15:30(日によっては8:30~)
予約 なし
昇殿参拝 家族同伴OK
初穂料 6,000円~30,000円(8つの階級に分かれていて、階級によってお札の大きさやお土産が異なる)
大國魂神社
府中にある大きな神社で、駅からも近いですが200台止められる有料駐車場があることもポイント。府中ICから10分で着きますので、車で行きたい方にはオススメです。府中・調布・稲城あたりの人たちは初詣などもここに来るイメージです。
住所 東京都府中市宮町3-1
TEL 042-362-2130
最寄駅 京王線 府中駅から徒歩5分、JR・南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分
受付時間 9:00~16:00
予約 なし
昇殿参拝 家族同伴OK
初穂料 5,000円か10,000円
大宮八幡宮
「東京のへそ」として有名な大宮八幡宮。ちなみに「小さいおじさん」に会えるというのでも有名です(笑)比較的家から近いので初詣とかお祭りとかも行ってますが、私はまだ一度も会ったことがありません…。何それ?と思った方は、「大宮八幡宮 小さいおじさん」で検索を。色々情報が出てきます。戌の日のお参りで小さいおじさん(妖精と言われている)に会えたらなんだかすごく縁起が良い気がしませんか?
住所 東京都杉並区大宮2-3-1
TEL 03-3311-0105
最寄駅 京王・井の頭線 西永福駅 徒歩7分
受付時間 9:30〜16:30
予約 なし
昇殿参拝 家族同伴OK
初穂料 8,000円以上
大宮八幡宮の戌の日
というわけで、私たちは大宮八幡宮に行ってきました。土曜日に行ってきたので、様子をレポします。
休日の混み具合
休日はやはり混むようで、9:30から受付開始だったので9時に旦那さんに受付しに行ってもらいました。受付自体は既にスタートしていて、私含む参加者(両家の両親)は9:30に間に合うように現地着。
9時に到着した時点で5組ほど来ていたそうで、あっというまに第1回目の枠が埋まりました。祈祷は、安産祈願だけじゃなく交通安全・厄除けなどすべての祈祷を一緒にやるので、とにかく祈祷受付の早い順に呼ばれていく流れです。待ちたくない場合は、第1回目に間に合うよう9時着で受付しておくと良いと思います。
準備するもの
大宮八幡宮では、初穂料8,000円のみ。腹帯は、祈祷後にいただけますので準備しなくてOKです。
戌の日の祈祷の流れ
1.祈祷受付
9:30に私が到着したときの列の様子。たぶん、この時点で第3回目以降くらいです。
2.祈祷控室で待機
呼ばれるまで、この控室で待機します。
3.昇殿参拝
呼ばれたら、最前列に対象者(安産祈願なら妊婦さんか代理の方)2列目以降に家族などの同伴者が座ります。対象者は、この札…?を首からかけている人で、あとでお供えするための玉串を手にもって入ります。ご祈祷を受け、玉串を奉納し終了。
4.安産守・大宮八幡息長帯(おきながおび)・絵馬など授与品の受け取り
終わったら、ここで絵馬やらお守りやらを受け取ります。
5.絵馬記入
絵馬を書く私を見守る家族の写真。
6.清涼殿でお神酒・お茶菓子タイム
これで終了です。
7.番外編 御朱印
四国の旅行に行ったときに御朱印帳を買っていたので、記念に書いてもらいました。祈祷受付やお守り販売などしているところで受付しています。
安産祈願の授与品
大宮八幡息長帯(おきながそく)という腹帯…というかさらし、大宮水のペットボトル、緑のガラス瓶に入ったお神酒、三三九煎餅(味はクッキー)、お神箸、お札、マタニティマーク入りの母子御守、安産守。
まとめ
妊娠報告してから、両家の両親と6人で会ったのは初めて。というわけで、何やら幸せすぎるイベントでした。
祈祷をお願いしないにしても、みんなで行かないにしても、家の近くの神社などで自分たちなりの安産祈願をするのはオススメです。
ちなみに、まださらしは使ってしません。5ヶ月の頃は、まだそこまでおなか大きくなかったから先延ばしにしていたけど、今となっては始めるタイミングがわからない…。