【青春小説?ホラー?ファンタジー?】夜行/森見登美彦(小学館)

広島本大賞を受賞した作品。森見登美彦先生の本は意外にも初めて読みました。

夜行/森見登美彦(小学館)

夜行

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〇あらすじ

僕・大橋は学生時代に通っていた英会話スクールの仲間5人で10年ぶりに「鞍馬の火祭」を見物に出かける約束をした。10年前は、火祭の夜に行方不明になった長谷川さんを含め、僕たちは6人だった。

待ち合わせまで時間があった僕は、ふと前を歩いていた女性が長谷川さんに似ているように感じ、彼女が入っていったと思われた画廊に立ち寄った。しかし、彼女はそこにはいなかった。せっかくなので岸田道生の「夜行」という48作品を見て、そのことを祭に行く前に4人に話すと、4人が4人ともその岸田道生という名前に聞き覚えがあった…。

 

第一夜「尾道」…中井さんが変身した妻のことを連れ戻しに行った話。

第二夜「奥飛騨」…武田くんが会社の先輩・増田さんとその恋人・川上美弥さん、美弥さんの妹・瑠璃さんと旅行に行ったときの話。

第三夜「津軽」…藤村さんが夫と夫の友人・児島くんと夜行列車で旅行に行ったときの話。

第四夜「天竜峡」…田辺さんが伯母夫婦に会いに行ったときの話。

最終夜「鞍馬」…僕の話。

 

〇感想 ※ネタバレあり

不思議な物語です。一言で言うと…パラレルワールドなのかな?このブログのタイトルにも書いてありますが、青春小説のようなホラーのようなファンタジーのような…読む人によって違った面がフォーカスされる物語かもしれないです。私は、どれかというとホラーかな。

最初にも書いたけど、森見登美彦先生の本は他に読んだことがないので、作風がわからない。他のものを読んでみたら、この作品に対する感想ももう少し出てくるかもしれません…。

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