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【第40回すばる文学賞受賞作】そういう生き物/春見朔子(集英社)

      2017/06/20

すばる文学賞受賞作品、初めて読みました。過去の受賞作品は下記の通り。「蛇にピアス」は映画観たけど、原作読んでないんですよね。

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すばる文学賞 過去受賞者・受賞作品一覧

第39回
黒名ひろみ 「温泉妖精」
竹林美佳 「地に満ちる」 (佳作)

第38回
足立陽 「島と人類」
上村亮平 「みずうみのほうへ」

第37回
奥田亜希子 「左目に映る星」
金城孝祐 「教授と少女と錬金術師」

第36回
新庄耕 「狭小邸宅」
髙橋陽子 「黄金の庭」

第35回
澤西祐典 「フラミンゴの村」

第34回
米田夕歌里 「トロンプルイユの星」

第33回
木村友祐 「海猫ツリーハウス」
温又柔 「好去好来歌」 (佳作)

第32回
天埜裕文 「灰色猫のフィルム」
花巻かおり 「赤い傘」 (佳作)

第31回
墨谷渉 「パワー系181」
原田ひ香「はじまらないティータイム」」

第30回
瀬戸良枝 「幻をなぐる」
吉原清隆 「テーパー・シャンク」(佳作)

第29回
高瀬ちひろ 「踊るナマズ」

第28回
朝倉祐弥 「白の咆哮」
中島たい子 「漢方小説」

第27回
金原ひとみ 「蛇にピアス」
千頭ひなた 「ダンボールボートで海岸」

第26回
織田みずほ 「スチール」
栗田有起 「ハミザベス」

第25回
大泉芽衣子 「夜明けの音が聞こえる」

第24回
末弘喜久 「塔」
大久秀憲 「ロマンティック」

第23回
中上紀 「彼女のプレンカ」
楠見朋彦 「零歳の詩人」

第22回
安達千夏 「あなたがほしい je te veux」

第21回
岩崎保子 「世間知らず」
清水博子 「街の座標」

第20回
デビット・ゾペティ 「いちげんさん」

第19回
茅野裕城子 「韓素音の月」
広谷鏡子 「不随の家」

第18回
受賞作なし

第17回
引間徹 「19分25秒」

第16回
楡井亜木子 「チューリップの誕生日」
瀧口明 「惑う朝」(佳作)

第15回
釉木淑乃 「予感」
仁川高丸 「微熱狼少女」(佳作)

第14回
大鶴義丹 「スプラッシュ」
清水アリカ 「革命のためのサウンドトラック」
山室一広 「キャプテンの星座」

第13回
奈良裕明 「チン・ドン・ジャン」
辻仁成 「ピアニシモ」
浅賀美奈子 「夢よりもっと現実的なお伽噺」(佳作)

第12回
受賞作なし

第11回
桑原一世 「クロス・ロード」
松本侑子 「拒食症の明けない夜明け」

第10回
本城美智子 「十六歳のマリンブルー」

第9回
江場秀志 「午後の祠り」
藤原伊織 「ダックスフントのワープ」

第8回
原田宗典 「おまえと暮らせない」(佳作)
冬木薫 「天北の詩人たち」(佳作)

第7回
佐藤正午 「永遠の1/2」
平石貴樹 「虹のカマクーラ」

第6回
三神弘 「三日芝居」
伊達一行 「耶のいる透視図」

第5回
本間洋平 「家族ゲーム」

第4回
又吉栄喜 「ギンネム屋敷」
笹倉明 「海を越えた者たち」(佳作)

第3回
松原好之 「京都よ、わが情念のはるかな飛翔を支えよ」

第2回
森瑤子 「情事」
吉川良 「自分の戦場」
飯尾憲士 「海の向うの血」(佳作)

第1回
原トミ子 「一人」(佳作)

 

そういう生き物/春見朔子(集英社)

そういう生き物

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〇あらすじ

薬剤師の千景は、ある日男と一緒に行ったスナックでかつての高校の同級生・まゆ子が働いている場面に遭遇する。何気なく言った「一緒に住む?」という言葉を受けてすぐに千景の家にやってきたまゆ子は、かいがいしく千景の世話を焼きながら過ごすのだった。千景は大学の恩師「先生」に心惹かれ、その家に通う日々。千景がその日々の中で出会った「先生」の孫・央佑が千景の家に通ってくるようになり、その相手をするのはまゆ子の役目となった。

そして、千景のもとに届いた高校の同級生の結婚式の招待状。かつての同級生との話の中で、千景とまゆ子は自分たちの過去の関係について思い出さざるを得ないのだった。

 

〇感想 ※ネタバレ注意

千景とまゆ子の視点で交互に語られる物語で、とても読みやすいです。ただ、あとの方で色々な謎が解けるので、そこまでは「どういう意味?」と疑問マークがたくさん頭に浮かぶと思います。

テーマは、トランスジェンダーということで良いのでしょうか。タイトル通り「そういう生き物」なので、トランスジェンダーと言い切ってしまうのもいけない気がして難しいですが。「よくわからない」「考えたことない」という言葉が作中たくさん出てきますが、読んでいるこっちも同じ感想を抱きます。そして、それが多分この小説の感想として正しい読み方な気がします。

すばる文学賞、難しいなぁ。

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