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【したい妻としたくない夫のセックスレス連作短編集】奥様はクレイジーフルーツ/柚木麻子(文藝春秋)

      2017/03/24

タイトルでとんでもない説明をしてるけど、でもこの一言に限ります。かなり旬な話題かと。

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奥様はクレイジーフルーツ/柚木麻子(文藝春秋)

奥様はクレイジーフルーツ

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(2017/3/23 20:47時点)

〇あらすじ

アクセサリーデザイナーの初美は5歳年上の夫の啓介と仲良しの夫婦。ただ、セックスレスだという問題だけを除いては。

最初はセックスレスを気にしていなかった初美が、お酒の勢いもあって友人と『セックス』の頻度などについて話をしてしまったとたん、夫とのセックスレス問題に向き合わざるをえなくなる。子どもができて妻がなかなか相手をしてくれなくなった同級生に迫られて心ゆらぎ、幸せを守るためには性欲のはけ口が別に必要だと友人に諭され、義弟によからぬ妄想をし、乳房を触診する女医にまでムラムラする生活をしながら、なんとか夫に頑張ってもらおうと奮闘するが…。

 

〇感想 ※ネタバレ注意

柚木麻子さんの得意な食べ物×連作短編集。それぞれのタイトルにフルーツの名前が盛り込まれていて、その内容もフルーツがポイントになっています。こんな感じ。

「西瓜のわれめ」「蜜柑のしぶき」「苺のつめあと」「グレープフルーツをねじふせて」「ライムで全裸」「林檎をこすれば」「柚子の火あそび」「ピオーネで眠れない」「桃の種はしゃぶるしかない」「柿に歯のあと」「メロンで湯あたり」「よそいきマンゴー」

ラストどうなるんだろう…と思って読み進めていったけど、もしかしたらセックスレスで悩んでいる人は読まない方が良いかもしれません。救われてハッピーエンドではなく、このあとも悩み続けるんだろうなぁ…という内容なので。

ただ、既婚者は単純に面白い作品だと思います。セックスレスに悩む夫婦がいて、家庭と恋愛は別だと割り切る主婦が出てきて、妻に相手されなくなったがために浮気したらそれがバレて妻に出て行かれる男が出てきたりと、既婚者コミュニティで『死ぬほどよくある話』がたくさん出てきて笑えます。そうそう、そうだよねって感じで共感できます。

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