【女子の友情×食べ物×ミステリー】あまからカルテット/柚木麻子(文藝春秋)

おはようございます。今日は、夕方からちょっぴり飲みに行くだけ。なので、夕方まではパソコンに向かってかたかたします。昨日から更新してる猫の絵、ヤバいですか?え、猫ってわからなかった?うそやーん

 

あまからカルテット

あまからカルテット (文春文庫)

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○あらすじ

元カレを引きずり、しばらく恋をしていなかったピアノ講師の咲子が、ピアノ教室の生徒の親に誘われて行った花火大会で、ある男性と出会う。おいしいいなりずしをもらうものの、そのまま別れてしまった…。そんな咲子の話を聞かされて、いなりずしだけを頼りに親友3人が立ち上がる!編集者の薫子は仕事柄グルメに詳しい先輩と一緒にお店探し、美容部員の満里子は合コンで知り合った年下男子とサークルつながりで彼を探す。そして、料理上手な主婦・由香子は同じ味のいなりずしレシピを再現し、ブログで公開して情報を集める…。

果たして、咲子は一目惚れした彼と再会できるのか? そのほか、親友3人がそれぞれ主人公になる短編集。

 

○感想

柚木麻子さんは、最初に読んだ『私にふさわしいホテル』からファン!なのですが、実は最初の出会いは”勘違い”でした。母が推理小説家の『柚木裕子』さんと間違えたんです。全然違う分野なのによく間違えたなと思うけど(笑)おかげで、出会うことのできた作家さんでした。

今回も柚木麻子さんの得意な『女子の友情』がテーマ。私は女子校出身じゃないからか、いつもこの女子の友情描写には全然共感ができないんだけど面白いから不思議。今回は、そこに食べ物×ミステリー要素がつまった本。いなりずしもお菓子もハイボールも飲んでみたくなりました。ミステリー部分は、楽しい小説って感じのオチが待ってるんだけど、それくらいが心地よい。そんな本格的なミステリーを期待して読んでるわけじゃないから、「女子の友情って面白いよね」「アラサーって、こういう悩みあるよね」「食べ物・飲み物おいしそー!」って感想で終われて、ひたすら愉快な小説でした!

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