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【岬洋介、最初の事件】どこかでベートーヴェン/中山七里(宝島社)

      2016/11/20

今も中山七里先生の別の本を読んでるんですが、とりあえず音楽ミステリーの最新刊をご紹介。

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どこかでベートーヴェン/中山七里(宝島社)

どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)

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〇あらすじ

ニュースで高校の同級生・岬洋介の名前を目にした鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出すー。

岐阜県立加茂北高校音楽科は、将来音楽家になる者よりも「普通科より音楽科の方が入りやすい」「趣味として音楽が好き」という者の集まりだった。そんな加茂北高校の音楽科に転校してきた岬洋介は、誰もが認める将来音楽家になれるだけの素質を持ち合わせていたために周囲から嫉妬の目を向けられるも、そうしたことには鈍感な少年だった。

9月の発表会に向け、夏休み中も校内で練習に励んでいた音楽科の高校生は、豪雨による土砂崩れで校内に閉じ込められてしまう。岬は唯一残された危険なルートをたどって外へ助けを求めに行くが、その後クラスの問題児だった岩倉の殺人犯として警察から疑いをかけられる。自らの嫌疑を晴らすために、岬は独自で調査を開始、鷹村はそんな彼を信じ、調査に協力するのだが…。

 

〇感想

大好きな作家さんの一人。この方、音楽ミステリーもの・ハードボイルド・法廷ものと、かなり幅広いミステリーを手掛けているので有名です。中でも、私が最初に読んだのが『さよならドビュッシー』だったもので、音楽ミステリーは特に好き!

そして、すごいのが本人は音楽に関して無知で、弾ける楽器はないってこと。奥様がエレクトーン教師らしいですが。なのに書けるの!?すごい作家さんって、そんなもんなの?ちなみに取材や資料を読むこともほとんどなくて、頭の中に記憶しているこれまでに読んだ本や映画のアーカイブから物語が生まれているというので…あれだ、天才肌ですね。

どこかでベートーヴェンは、わりとライトなミステリーになっています。主人公は鷹村亮で、彼の視点で物語は進みますが、音楽ミステリーに必ず登場するのは、『岬洋介』。彼が一番最初に関わった事件として書かれた本です。一つ一つの物語は完結しているので、どれから読んでも良いと思います。私、『さよならドビュッシー』のあと、『おやすみラフマニノフ』『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』『いつまでもショパン』読んでないので、このあと読もうかと。

どんでん返しの帝王と呼ばれるだけあって、「わー騙されてた。そういうことね!」ってなるのが毎回楽しみ。本作品でいえば、犯人はそれほど意外ではないのだけど、その背景に驚きでした。

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