【2017年7月9日、WOWOWでドラマ化決定】アキラとあきら/池井戸潤(徳間書店)

池井戸潤最新作です。そろそろ、読書も一旦しおさめかなぁ。

アキラとあきら/池井戸潤(徳間書店)

アキラとあきら (徳間文庫)

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〇あらすじ ※かっこ内は、ドラマキャスト

零細工場を営む父のもとに育ってきた山崎瑛(斎藤工)。父(松重豊)・母・妹に囲まれ、幸せな生活を送っていたが、父の会社が傾いたことで、これまでの生活を続けられなくなる。一家は引っ越し、会社の倒産手続きを済ませた父は会社員となった。就職した先の会社の経営が危なくなり、瑛は高校卒業後、進学を諦め就職するつもりでいた。しかし、「息子さんを大学に行かせてあげてください」と、会社・父を見放さなかった銀行員のおかげで大学に進むことになる。大学卒業後、瑛が「人を助けたい」と就職先に選んだのは産業中央銀行だった。

一方、大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(向井理)は、小さな頃から父(石丸幹二)や叔父たちが会社経営する姿を見て育った。尊敬する父が、祖父が亡くなったのをキッカケに次男で東海旭商会社長の階堂晋(木下ほうか)や三男で東海旭観光社長の階堂崇(堀部圭亮)らから無理難題を押し付けられる様子を見て憤慨する。自分は経営者にはならない、そう決めた彬は産業中央銀行に就職する。

産業中央銀行の同期として出会った2人の「あきら」。「人のためにお金を貸す」ことを信念に働く2人の先にある運命とは。

 

〇感想

ドラマのキャストを見てて、なかなかピッタリで楽しそうとワクワクした私が、特に「なるほど!」と思ったのが、階堂彬役に向井理さん。と、階堂晋役に、木下ほうかさん。本を読んでいない人でも、あらすじと配役を見て二人のキャラクターが見えてくるのではないでしょうか。ドラマも楽しみです。1話は無料放送だそうですよ。プラス、入った月は利用料無料みたいです。


相変わらず「サラリーマンって良いなぁ、カッコ良いなぁ」と思える作品でした。が、今回は特にメインキャストが二人いる・小さな頃からの二人を追い続けているという物語になっているので、かなり青春色も強いです。そんな面からも楽しむことができる池井戸潤新作でした。

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