【女から見る、まぶしい男同士の青春物語】ランナー・スパイクス・レーン/あさのあつこ(幻冬舎)
2016年5月31日
2016年9月9日
シリーズものなので、一気に3冊本紹介。
ランナー/あさのあつこ(幻冬舎)
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○あらすじ
長距離走で期待されていた主人公・加納碧李は、家庭の事情から陸上部をやめる。でも、レースで負けたことが恐怖で、走れなくなってしまったのが本当の理由だった…。そのことに向き合い、周囲の支えもあり、ランナーとして再スタートを切ることになる。
スパイクス ランナー2/あさのあつこ(幻冬舎)
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○あらすじ
他校の長距離ランナー三堂貢からライバル視される、碧李。本能で走る碧李と、レースを知り尽くした貢。二人の出会いが、お互いを変えていく。
レーン ランナー3/あさのあつこ(幻冬舎)
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○あらすじ
貢の従姉で、新聞部の光喜は、碧李と貢の関係性を面白く見ている。「トラックの外にいる者だから見える、感じられるものを書いてみたい」と語る光喜は、取材から、2人を記事に仕上げていき…。
○感想
青春小説。あさのあつこさんの本に出てくる男の子たち、いつも精神年齢高くて戸惑う。こんな子実在したら、モテまくりだろうな、と。バッテリーもそうだけど、女性から見た『男の青春』の表現が最高です。そうそう、女子はこんな風に男子の青春を羨ましく見てました。
これで終わり…!?っていう終わり方なんだけど、それもまた良いのかな。物語に続きがありそうで、自分でどんなふうにでも想像していけるから。