【期待を裏切らない後味の悪さ】リバース/湊かなえ(講談社)
2015年11月4日
2017年10月10日
本日も本紹介。
リバース/湊かなえ(講談社)
価格:1,512円 |
○あらすじ
主人公・深瀬和久は、事務機会社の営業マン。趣味はコーヒーを飲むことで、クローバー・コーヒーという店の常連だ。ある日、その店で、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性と出会い、交際が始まるが、美穂子のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたことから、2人の関係に亀裂が走る。時を同じくして、同じ告発文が”ある事件”を共有した大学時代のゼミ仲間にも届いていることが分かり・・・。
○感想
えっと、とりあえず最後はお決まりの後味の悪い締め、です!でも、私としては、「湊かなえさんの本ですからね、そうこなくっちゃ」という感じで満足。っていうのと、ちょっと途中でオチが見えました。期待通りになって嬉しかったです。
それにしても、本当にこんな事件を過去に持っていたら、どんな風にその先過ごしたら良いんだろう。なんてことを考えさせられる小説でした。・・・気になる?