【命に大きさはないと言われているけれど…】私の命はあなたの命より軽い/近藤史恵(講談社)
2015年11月1日
2017年10月10日
たまってるので本の紹介。これもだいぶ前に読んだなー、ちょっと衝撃だった1冊。
私の命はあなたの命より軽い/近藤史恵(講談社) ※ややネタバレあり
価格:1,512円 |
○あらすじ
東京で出産間近だった遼子だったが、夫が急な海外赴任に。仕方なく、大阪の里帰り出産することに決める。両親も喜んでくれると思っていたのに、なぜか微妙な反応をされ、実家に帰ってみると、両親と妹・美和の不仲に気付く…。必死で探し出した病院を「やめておけ」と言われたり、買ったばかりのはずの家を売ろうとしている両親。遼子が東京にいる間、実家に残っていた家族に何があったのか。
○感想
とりあえず妊婦さんは読んじゃいけない。主人公・遼子には内緒にされていた実家で起こった事件。あんまり言うとネタバレしちゃうけど、あえてひとこと言うなら・・・この本の題名が全てを物語ってる感じです。命の重さは平等じゃないって感じる内容の本なわけです。しかも、ものすごいもやもやして終わります。。。要するに、すっきりしないミステリーです。っていうか、そもそもミステリーなのかな?面白くてわーって読んだけど、うん。なかなか後味は悪いかな!