恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』9

★恋愛勉強中。★9

P1010620.jpg

月曜、夜22時。

「ちゆき、まだ残ってたの!?」

別フロアで働く黒木先輩が、デスクの近くにやってくる。

「はい・・・。でも、黒木先輩こそ」
「私は、飲み会の帰りだよ!化粧ポーチ忘れたから取りに来ただけで、とっくに仕事は上がってる。こっちのフロアの電気がついてるの見えて、誰かと思ったら・・・。 忙しいの?」

正直、最近の業務量ハンパない・・・。でも、イージーモードがモットーな私にとって、『ここまで出来ません』って言うのは結構勇気がいる。

SPONSORED LINK

「ちゆきにとって、イージーモードに見せつつ、実は頑張ってることが正義?」
「意識したことなかったけど、そうなのかもしれません。実際、そうなっちゃってるし」
「ねぇ。 思ったんだけど、健くんともそういう付き合いしてたんじゃない?」
「え? どういう意味ですか?」
「つまりさ、『私、別にあなたのこと本気で好きなわけじゃないですよー』って見せておいて、でも実際はすごい大切に思ってて。そう見せておいたというか、本当に自覚がなかったのかもしれないけど・・・」
「・・・」

そうかもしれない。

仕事も恋愛も、『私、一生懸命です』ってアピールするのは悪いことじゃないと思うなぁ。認めて!認めて!って言うのは違うと思うけど、フルパワーで稼動してる姿を普通に人目に触れさせるのはアリじゃない?その上で、”本当に一生懸命かどうか” ”努力しているかどうか”っていうのは、見た方が判断すれば良いことでさ」
「はい・・・」
「しかも、正義に反することで悪いけど、ちゆきがフルパワー稼動してることって社内では有名だと思うよ(笑)」
「え!? なんでですか?」
「私、一応先輩だからね。 やっぱり、みんな私にちゆきのこと聞きに来るよ。もちろん、色んな見方があるけど、ちゆきが頑張り屋だっていうのは結構共通認識な気がする」
「本当ですか?」
「こんなタイミングでウソつかないよ、メリットないし(笑)普段からフルパワーで働いてるんだから、余裕がないときは人に甘えて良いんだよ」
「人に、甘える・・・」
「でも、そう考えると、健くんも本当は気付いてたかもね」
「え?」
「ちゆきが、本当は健くんを大切に思ってること。なのにそんな風には見せないし、甘えてもこないから、自分の存在意義が分からなくなっちゃったのかも」
「・・・そんなこと、ありますかねぇ」

あるかもしれない。

★余裕がないときには、人に甘える★

関連:恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』10

↓『恋愛小説』 『恋愛テクニック』 ランキングに参加中!

人気ブログランキングへ

===============================

書籍(恋愛エッセイ)

わけもなく男が魅かれる女 50のルール(三笠書房)

わけもなく男が魅かれる女50のルール: 心をつかまえる会話、行動、雰囲気…… (王様文庫)

新品価格

¥637から

(2016/6/29 13:20時点)

電子書籍(恋愛エッセイ)

彼女が別れを決意する恋愛NGアクション(オープンアップス)

彼女が「別れ」を決意する恋愛NGアクション

短編恋愛小説(恋愛小説)

恋ログ ~小説置き場~

ブログ内連載(恋愛小説)

忘れたくない恋をした

ブログ内連載(恋愛エッセイ)

恋愛が教えてくれたこと

男の浮気事典AtoZ

合コンでムリめ女子を落とす方法

恋愛デトックス

ブログ内連載(恋愛ハウツー小説)

恋愛勉強中。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。