恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』10

★恋愛勉強中。★10

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月曜、夕方。

「あれ、ちゆき! 久しぶりじゃーん!」
「はい。 あれから、人に頼ることを覚えた気がします。仕事も適度に頑張って、平日仕事上がりもちょっと時間できたりして…」
「おー、良いこと!完全に、便りがないのは良い便りみたいになってたんだね。で、今日はどうしたの?」
「実は…」
「えぇぇぇえ! なんで、また急に!?他、誰かに言った?」
「言ってないです。 最初に先輩に言おうと思って」

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しばらく、仕事とプライベートの時間楽しみながら過ごしてきた。そしたら、楽しくて、あっという間に時間が過ぎるのが怖くなった。もっとほかにやりたいことがあるかも?そもそも私がやりたかったことってなんだったっけ?そう思ってたときに、大学の友達に聞いたのだ。留学制度のことを。

「うちって、そんな制度あったんだ」
「今年からみたいです。 募集も、卒業から2年以上、社会人2年経験必須なんで、私の代が一番年下で」
「そっか…。 寂しいけど、ちゆきが決めたことだもんね」
「引き止めないんですか?」
「ちゆき、引き止めてほしくて来たの?」
「いえ、そういうわけでは…っていうか、まだこれから面接だし、確定したわけじゃないし…」

一時の感情に流されてる気もしてる。3年働くべきっていう言葉も引っかかるし、本当に一人でやっていけるのか、帰ってきてから働く場所はあるのか…。

「大丈夫。 自分の決断に自信を持って人ってさ、意外と自分で決断ってしないものなんだよ?」
「どういう意味ですか?」
「例えばさ、朝7時に起きようっていうのも、背景に『会社に行く時間に合わせて』とかあるじゃない?お昼ご飯も、夜ごはんも、一緒に食べるメンバーとの兼ね合いで決めたり、結構そのときの環境に左右されて決めてたりするのよ」
「なるほど…」
「ちゆきが、突然思い立ったっていうのは、まさに『これが、してみたい』っていう自分の中のメッセージだったんじゃない?理由がないことが不安なのかもしれないけど、意外とそれって、自分の本心だからなのかもよ」

恋愛も、そうなのかもしれない。理由はわからないけど、この人が好き。この人を大切にしたい、大切にしてほしい…とか。わけもなく惹かれるって、自分の本能が求めてるってこと?

「だから、大丈夫。 もちろん、面接やってみてだと思うけど、頑張っておいでよ。 悔いのないように」
「ありがとうございます!」

正しいかどうかなんてわからないけど、だからこそ、やってみよう。決めたことだから。

★自分の決断に自信を持つ★

関連:恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』11

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