恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』1

★恋愛勉強中。★1

【独り言】
木曜21時、新連載スタート。社会人2年目の佐山ちゆきが、黒木先輩と一緒に自分の行動を振り返りながら恋愛を勉強するお話です。

ちゆき、という名前は私が高校生の時に憧れていた他校の女の子からお借りしています。(ちなみに、こんなキャラの子ではありませんでした)今どこで何しているんだろうか・・・と思いを馳せながら、ちゆきちゃんと一緒に恋愛のお勉強!

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「うらやましいぃぃ!!」
私、佐山ちゆき 23歳。会社と別フロアのお手洗いで、4月に同じ部署に入ってきた新入社員の神田理沙に敵対心を燃やしてるところ。

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「っていうか、田中部長こないだまで絶対私のこと推してたクセに、神田さん入ってきた途端に推し変ー!?…許せん。田中、許せーん!!」
「ちょっと、やめなさいよ!外まで聞こえてるし。しかも、誰かと話してるのかと思ったら一人…」
「あ、黒木先輩!聞いてくださいよ、ムキー!!」

黒木先輩は、大学のサークルで知り合った先輩。大学時代に私と山本健の仲を取りもち、就活の面倒まで見てくれた頼りになる人です。健とは、冬に別れちゃったんだけどね。

「ちゆき、この間まで『私、毎日幸せなんです♡先輩のアドバイスがなくても大丈夫になったんです♡』とか言ってなかった?」
「うっ、その言葉撤回してください…先輩聞いてー!そして、助けてー!!」

 

「なるほどね。つまり、神田さんに全部良いところ持ってかれちゃったわけだ」
「そうなんです!田中部長ってば、推しメンを私からあっさり若い神田さんに乗り換えて…もーちょームカつく!!」

去年、新入社員で今の部署に入ったとき、田中部長は誰よりも私を特別に扱ってくれた。おかげで仕事は楽しいし、周りには褒められるしで最高のオフィス生活!会議でも、田中部長の後押しで私の企画が通ったことも何度もあった。それなのに、神田さんが入ってきた途端に、その私の立ち位置が神田さんのものに…!!

「ちゆきって本当に単純ね…。でも、そんな風に田中部長の文句ばっかり言ってたら、顔は鬼みたいになるし、周りにも『佐山ちゆきは、文句ばっかり言っている女だ』って思われてモテなくなるよ
「えー、いま恋愛運勢最悪なのに、これ以上モテなくなったら困ります!…でも、どうやったら人の悪口言わないようになるんですか?」「んー、例えば田中部長の良いところを考えてみたら良いんじゃない?」
「良いところ?えーと、ランチおごってくれるところ」
「お、良い人だねぇ。それから?」
「えー?ワリと話が分かる人だし、若手の意見を大事にしてることとか?」
「上から目線だけど…まぁ、その調子!他には??」
「意外と素直っていうか、分かりやすくて扱いやすい!」
「ん、自分のこと…?良いじゃん!で、どう?怒りがちょっとおさまったんじゃない?」
「あれ、確かに。田中部長、やっぱり良い奴かも」
「ちゆき、とりあえず会社で上司に向かって”良い奴”とか言うのやめなさいよ…でも、ほら。良いところを考えたら、悪口言わないで済んだじゃない!」
「本当ですね。田中部長の良いところを考えてたら、すごい良い人に思えてきました!
「それだね。今のちゆきは、色んな人の”悪いところ”ばかりに目が行きがちだったんじゃない?
「あ、なるほど…」
「でももう大丈夫だね、ほらデスクに戻る、もどる!」
「はーい、ありがとうございます!!」

健とのこともこんな風に考えられたら別れないで済んだのかもしれないな、と思いながら席に着く私なのでした。

★人の良いところを見つける★

関連:恋愛ハウツー小説『恋愛勉強中。』2

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