謝罪を受け入れる【恋愛が教えてくれたこと】⑮

人生では、いろいろなことを学びます。

学ぶ場所は学校での友達関係、先生との関係であったり、会社での仕事だったり、人間関係だったり、様々です。

読んだ本から学ぶこともたくさんありますし、映画やゲーム、マンガ、趣味、スポーツ、例を挙げればキリがありません。

 

そんな中で、恋愛から学ぶことも多いもの。

友人関係、家族関係とは違った、だけどそれと同等に、時にはそれ以上に関わりの深い彼氏・彼女という恋人との間にはとても不思議な空気感があります。

 

ここでは、私が恋愛で学んだこと、恋愛が教えてくれたことをまとめています。

恋愛が教えてくれたこと ⑮謝罪を受け入れる

DSCF1575

今から5年前の2011.3.12。

震災当日ウェスティンに泊まって、山手線が動き出してから2時間以上をかけて実家に帰宅した頃。

夜中にホテルに着いたし余震で眠れなくて、やっと自宅に帰れた安堵から、こたつでほっと一息ついていた夕方、1通のメールが届きました。

 

それは、2ヶ月以上連絡をとっていなかった、今の旦那さんから。

もう連絡をとることも会うこともない、と最後通告したっきりだった彼からのメールに返すか返さないか悩んだ挙句、結局返したから今の私たちがあるわけなのですが。

 

そんな出来事から5年たって思うのは、謝られて済む出来事なら謝罪を受け入れて、終わりにしたほうが良いということ。

 

誰かに腹をたてると、しばらくその気持ちを引きずっちゃうこともあるし何かあるたびに思い出すこともある。

謝られても気持ちは落ち着かないとか、謝罪として何かをしてもらえば落ち着くとか色んな状況があると思うのだけど。

 

例えば、何かを失われて怒りが生まれたとき。

謝られても、弁償されても、『そのもの自体』を返してもらうわけではないから許せない、っていうことが起こりますよね。

誰かに大切な人を殺された、大切な人が事故でなくなった、大切な人が災害で亡くなった、大切な人が病気になった。

などなど。

 

残念だけど、理不尽な出来事は絶対になくならないから、謝って済まされる問題なら、さっさと済ませた方が良いと私は思うのです。

 

謝罪を受け入れることで、自分も人に謝らなければいけないことをしてしまったとき、どう謝ったら良いかが、きっと分かるはずだし。

その謝罪を受け入れたことで、素敵な未来があるかもしれないし。

 

どうしても許せないことなんて、きっと本当はほとんどないはず。

その判断を正しくできることって、幸せに過ごすためには必要なことなんじゃないかな。

 

とはいえ、しっかり謝罪があって、相手が許してほしい、と望んでいることが前提。

また、その相手を再度信じることで自分が傷つくのなら、謝罪だけは受け入れて、許さないという判断だってしていいと思っています。

関連:恋愛が教えてくれたこと一覧

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP