男の浮気に応じた女の話【男の浮気事典AtoZ】番外編
有名人でも一般人でも、次から次へとわいてくる『浮気』『不倫』の話題。どんなに世間から糾弾される人が出ても、いっこうに止まない『浮気』『不倫』……。
浮気しない男を見極めるために、彼氏に夫に浮気を2度とさせないために、そもそも浮気を防ぐために、浮気から本気の恋にさせたいために、どうしたら良いのかを考えるべく、いわゆる結婚適齢期とされる20~30代男性の浮気・不倫経験談を取材しています。
彼らの恋愛観、恋愛歴、恋愛癖、いろいろなことが知れるこの記事。「もっと、こんなことが知りたい!」という女性の方、「俺の気持ちを聞いてほしい!」という男性の方ご意見・ご応募お待ちしております。
男の浮気辞典AtoZ 番外編:aの場合
【aスペック】(自己&他者申告)
顔 : 中の中
体型 : 普通、身長160cm
年齢 : 31歳
職業 : メーカー一般職
交際歴 : 少なめ
○『彼氏がほしい』相談だったはずが・・・○
私 「出会いがなくなってきたのって、いつくらいからですか?」
a 「社会人4年目くらいからだと思います。軽めの結婚ラッシュがあって、焦り始めたものの、そのタイミングあたりで出会いが激減した気がします。」
私 「それから、今までに彼氏がいた期間はどれくらいですか?」
a 「4年目の春に別れて、そのあと半年くらい付き合った彼氏がいたんですが、それが最後です。そこから、ずっと彼氏いません」
私 「出会いがないからですか?それとも、出会っても良い人がいない?」
a 「どっちもですね。出会いも少ないし、出会っても良いなーと思う人は既婚者か彼女持ち。それを確認するのも面倒になってしまって、なんとなくご無沙汰です・・・」
私 「いつまでに結婚!みたいな具体的な目標はありますか?」
a 「うーん、それはあんまりない気がします。でも、いつかはしたいですね。子どもほしいし」
私 「恋愛以外の生活は、どうですか?仕事にやりがいを感じているとか、趣味に没頭してるとか」
a 「これといって趣味もないですが、休日は半分くらいまったりして、半分くらい友達と遊んでます。仕事は、特にすごく好きなわけでもないけど、働かないと暇だし・・・くらいですかね。でも、結婚してもやめないかな。ものすごく忙しい会社ではないから」
私 「『出会いがない、彼氏がほしい』っていう相談だと思ってたんですが、あんまり焦ってるようには感じられなくて・・・実際、恋愛なくても毎日楽しい感じですよね?」
a 「・・・あの、実は・・・(小声になる)セフレがいるんです」
私 「え?セフレですか??」
○セフレは、仲の良い男友達○
a 「はい、黙っててすみません。やっぱりセフレって良くないですよね。普通の恋愛できなくなるっていうじゃないですか。怒られるかなと思って、なかなか言えませんでした」
私 「いや、怒りはしませんけど(笑) ちょっとビックリしました。相手は、どんな方なんですか?」
a 「大学時代の男友達で、2人でも会うし、複数人でも会うような子です。結婚願望とかなくて、『将来とか、もうちょっと先だよねー』って言い合える関係というか」
私 「なるほど。キッカケはなんだったんでしょうか?」
a 「複数人で飲んでた日、終電だねって解散したんですけど、解散したあとに彼からLINEがきて。『俺、終電逃しちゃったんだけど、朝まで飲まない?』って」
私 「はい」
a 「そのとき、彼だけ違う路線で先に別れてて、私はまだみんなと一緒にいたのでみんなに『ごめん、ちょっと別の飲みに合流してくるわ~』って言って抜けました。で、彼に電話して会いました」
○そのとき、どんなつもりだった?○
私 「それまでは、ただの友達だったわけですよね?その誘いの時点で、本当に朝まで飲むのか、そういうことになっちゃうのか・・・とか、自分ではどう考えてました?」
a 「もしかしたら、あるかなって」
私 「それでも良かったから、会ったってことですか?」
a 「そうですね・・・さすがに彼氏いない時期が長すぎて、一肌寂しかったというか。あとは、その子なら良いって思ったのもあります」
私 「その子なら良いっていうのは、付き合う前提で? それともセフレで?」
a 「セフレです。1回きりかも、とは思いましたが」
私 「その子と付き合うっていう選択肢は、なかったんでしょうか?」
a 「なかったです。あの・・・これも後だしなんですけど、彼には彼女がいるんです」
私 「えっ・・・彼は浮気?」
a 「はい・・・やっぱり、良くないですよね」
○彼女のいるセフレはアリかナシか○
私 「良いか悪いかで言うと・・・うーん。まぁ良くはないんじゃないでしょうか(笑)」
a 「ですよね。彼女に悪いな、と思うことはあります」
私 「でも、やめられない?」
a 「やめられないです・・・本当に仲が良い子で、セフレになる前からかなりの頻度で会って色んな話ができる子だったんです。とはいえ、今は会うとご飯行って、ホテルか彼の部屋行って、エッチしてからベッドの中で色々話すのが日課になっちゃって・・・」
私 「うーん・・・、まぁそうなっちゃいますよね。 aさんは、彼のこと好きではない?」
a 「恋愛感情は全くないですね。彼といると楽しいのと、女としてのパワーもらえるだけ」
私 「私としては、やっぱりオススメできないですけど・・・でも、本人同士が楽しいなら『やめた方が良いですよ!!』って言ったところで、やめられないと思います」
a 「うん、やめられないですね。楽しいうちは、楽しんで良いですか?」
私 「セフレはビタミン剤にして、別の場所に安定した彼氏を持つ努力をするんならまぁ、ぎりぎりアリですかね・・・。深入りしないでほしいんですが、セフレになって、どれくらい?」
a 「そろそろ丸2年」
私 「思ったより長い!」
○期間限定の遊びに○
a 「そうなんですよ。でも、改めて考えてみるとやっぱり彼がいるから、恋愛頑張れない気がします」
私 「うん、なんとなく私もそんな気がします。話聞いてると。だって、セフレで精神的にも肉体的にも満足しちゃってるわけですもんね」
a 「まさに、その通りです」
私 「だったら、やっぱりやめる方向で頑張りません? 彼、結婚願望ないし、彼女いるんですよね?」
a 「そうですね・・・頑張ってみようかな。どうしたら良いですか?」
私 「とりあえず、『いつまでにやめる』を決めて、そこまでとことん楽しみましょう、彼との時間。『もう、彼とは遊びつくしたー飽きたー!』ってなるくらい」
a 「飽きますかね?」
私 「いま、頻度どれくらいですか?」
a 「週1が基本で、たまに2週間に1回くらいです」
私 「じゃあ、もう週3・4で会いましょう(笑) 会いすぎて、飲みだけで終わる日ができたらそこからかなり変わってくると思います。あとは、誘いまくることで、彼がひくかも(笑)」
a 「なんか、私イキナリ肉食化するみたいですね(笑)」
私 「うん、でもそれくらい頑張らないと楽チンで甘い場所からは抜け出せないですよ。修行です、修行」
【まとめ】
キッカケ : 長く彼氏がいなくて一肌恋しかったこと
浮気の始まり方 : 終電を逃した仲良い男友達からの連絡
自分の認識 : 彼女持ちと知っていた
常習性 : 他の人にはなし?
制御方法 : 精神的・肉体的に満足できる彼氏をつくる
やめたキッカケ : 現役続行中