【江戸川乱歩賞作家の通訳捜査官の嘘×家族愛ミステリー】叛徒/下村敦史(講談社)

今日は、のほほんと過ごしている私です。という感じで、本の紹介。

叛徒/下村敦史(講談社)

叛徒 [ 下村敦史 ]

価格:1,728円
(2015/11/4 20:19時点)
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○あらすじ

主人公の通訳捜査官・七崎隆一は、正義感から同じ職務に就いていた義父の罪を告発し、自殺に追い込んだ過去を持つ。そのことが原因で、家庭でも職場でも居心地が悪く、自分のしたことが正しかったのか悩む日々を送っていた。

そんな中、歌舞伎町で起きた殺人事件の捜査にあたっているとき、息子の部屋から血のついたジャンパーが見つかる。行方不明になった息子を孤独に捜索し、自分自身も通訳捜査官としてウソを重ねることになる・・・。

 

○感想

苗字の同じ、下村さん♪闇に香る嘘で江戸川乱歩賞とったあとの作品です。闇に香る嘘も読んだのだけど、それはまた今度紹介ってことで。

関連:【9回目にして受賞!江戸川乱歩賞受賞作品】闇に香る嘘/下村敦史(講談社)

さて、通訳捜査官なんて初めて聞いた職業だったけど、考えてみたらそうだよね。いないと、外国人の捜査できないよね。通訳捜査官だからこそできる嘘×家族愛の物語になっていて、奥が深いです。色々と、「え、そんな感じ?そんなうまくいくの?」という場面もありますが最後はほっこりできるかなぁ。

安心して読めるハードボイルド小説です!

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