【2014年、このミステリーがすごい!1位】その女アレックス/ピエール・ルメートル(文藝春秋)
おはようございます♪かなーりサボってた本紹介を久しぶりに。たまってるよー、読んだ本。
その女アレックス/ピエール・ルメートル(文藝春秋)
価格:928円 |
○あらすじ
「お前が、死ぬのを見たい」
見知らぬ男に監禁され、精神的・身体的な攻撃によって衰弱していく女アレックス。孤独な女の失踪に気付く者はおらず、彼女はこのまま死を迎えるかと思われたが…。
○感想 ※2016/8/29追記
2014年かな?「このミステリーがすごい!」の1位になったから読んだのだけど、←この情報をスッカリ忘れて読んでいて、やっぱり海外ミステリーはスケール違うなー面白いなーってのんきに読んでたら、どんどん話が展開してきて、え、え、ええええ?って置いてかれた。
いや、すごいの。
アレックス可哀想 ⇒ え、可哀想じゃない…? ⇒ ひえー! っていう流れ。笑 とにかく、話が二転三転するのですが、その展開の仕方が読めなかった…。アレックスは衰弱した姿で逃げ出すのに成功するんですが、その精神力はこれまでの人生で得られたものなのね、とわかってきます。過去に辛い目にあったのだから、死ぬ気でなんでもできる。そういうことなのかな…。壮絶です。
あんまり言うとネタバレするので、読んでみてください。時間があるときに読むのをオススメします。後半、色んなことが分かりだすと、マジで止められません。
下記、追記
さて、この「その女アレックス」私もそうと知らずに先に読んでしまったのですが、「悲しみのイレーヌ」の続編。どちらも読んでいない人は、まず「悲しみのイレーヌ」を読むことをオススメします。そっちの方が時系列的に沙紀なので!もちろん、こっちから読んであとから「悲しみのイレーヌ」をスピンオフ的に楽しむのでも良いのですが…私は「悲しみのイレーヌ」を先に読みたかったなと後悔しました。