3度のお礼を徹底する【恋愛が教えてくれたこと】⑯
人生では、いろいろなことを学びます。
学ぶ場所は学校での友達関係、先生との関係であったり、会社での仕事だったり、人間関係だったり、様々です。
読んだ本から学ぶこともたくさんありますし、映画やゲーム、マンガ、趣味、スポーツ、例を挙げればキリがありません。
そんな中で、恋愛から学ぶことも多いもの。
友人関係、家族関係とは違った、だけどそれと同等に、時にはそれ以上に関わりの深い彼氏・彼女という恋人との間にはとても不思議な空気感があります。
ここでは、私が恋愛で学んだこと、恋愛が教えてくれたことをまとめています。
恋愛が教えてくれたこと ⑯3度のお礼を徹底する
主人が「あの子、良い子だよね」と特別にひいきしている、私の友達がいます。
一番数多く会っていることもあるけれど、それ以上の理由が、『3度のお礼を徹底している子』だから。
今から3〜4年前のこと。
その日は休日で、私と今の主人は渋谷のカフェにいました。
そこに、友達から電話が。
「もしもし?」と出てみると、電話越しにボロボロの友達の泣き声…。
彼氏にフラれ、もうどうして良いか分からない、という内容の電話でした。
ひどく取り乱してはいたものの、私が彼氏と一緒にいることは分かっていて、「こっちに来る?」と私が言うと、地元を出られるような状況じゃない、でも私に会いたい、と。
そこで、彼には事情を説明し、私一人で友達の地元へ向かったのでした。
ストレスで拒食気味だった友達のため、彼が買ってくれたシュークリームを手土産に。
受け取った友達は、その場で「ありがとう」と伝えて、と私に言い、私はその場で彼に電話を。
友達と話し終えて渋谷で待っていてくれた彼のところに着くと、再び友達から私たち2人に「ありがとう」の電話が。
ここまでは、よくある話なのかもしれないけど。
それからしばらくして、立ち直った友達に新しい彼氏ができたので、4人で会うことになりました。
私たち2人がお店に着くと、友達が彼に「こないだは、本当にありがとう」と。
私も彼も何の話か分からないでいると、「シュークリーム、ありがとうございました」と、言われたわけです。
ここで、ようやく思い出したのですが、いかんせん半年以上も前の話。
それなのに、次に会うときまでしっかり覚えていて、3度目のお礼を言ってくれた…
これには、私も彼も感激でした。
この日、友達に教わって以来、私たち夫婦は、3回お礼をすることを心がけるようになりました。
この友達は、このときの彼とも別れてしまったのですが、また良い出会いがあると私は確信。
素敵な友達を持てたこと、それを共有できる彼がいることを誇りに思いながら・・・