【時効を迎えた事件の真犯人が名乗り出てきたら…?】映画『殺人の告白』レビュー

韓国サスペンス映画の紹介が続いているので、『殺人の追憶』に続いて私の中の韓国サスペンス映画ベスト5の映画を続けて。『殺人の追憶』を見たのなら、次はこれ!

関連:【元になる事件が実際にあるからこそやりきれない】映画『殺人の追憶』レビュー

2017.6.10から日本でも『22年目の告白』が公開になりましたね。元映画はこの『殺人の告白』なので、『22年目の告白』鑑賞前の方は、ネタバレご注意です。

殺人の告白 ※ネタバレあり

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〇あらすじ

ある連続殺人事件から15年が経過し、時効を迎えた。担当刑事だったチェ・ヒョング(チョン・ジェヨン)は、犯人の肩に銃弾を撃ち込みながらも逃げられてしまっていた。やがて事件の時効を迎えたある日、「自分が犯人だ」とイ・ドゥソク(パク・シフ)が名乗り出る。自らが起こした事件の真相と理由について執筆し、自叙伝を出版するというのだった。かつての殺人犯とはいえ、甘いマスクにファンクラブができるほどの人気で、本もとぶように売れた。黙っていられない遺族は、時効は関係なく自分たちの手で犯人を殺してやろうと立ち上がる。しかし、自分の恋人も被害者であったはずのヒョング刑事は必至で遺族からドゥソクを守るのだった…。

 

〇感想 ※ネタバレあり!!

『殺人の追憶』と同じように、ある事件を元につくられた映画です。流れとしては、韓国で実際に連続殺人事件が起きる ⇒ 映画 『殺人の追憶』がつくられる ⇒ 映画『殺人の告白』がつくられる。チョン・ビョンギル監督が「時効を迎えた後に「犯人が名乗り出たらどうなるんだろう?」というところから脚本を描いた作品だと言われています。

で、これがまた…面白すぎる。

パケ写の顔、いかにも殺人犯っぽくないですか?こう、冷徹でさくっと人殺しそうな…。そう思った方は、観るべき。きっと最後の最後まで監督に翻弄されます。

完全にネタバレで書きますが、ラストシーンは心の底からスカッとする復讐映像。これは、絶対に邦画ではないラストです。韓国のサスペンス映画ならではです。ってなわけで、私の中の韓国サスペンスで『殺人の追憶』『殺人の告白』がベスト5になってます。残りも、また今度。

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